ソフトウェア無線によるデジタル同報系 防災行政無線 受信システムの開発 STD-T86編
- ダウンロード商品電子版¥ 1,000
- 物販商品(自宅から発送)あんしんBOOTHパックで配送予定書籍版¥ 1,200
デジタル方式(ARIB STD-T86)の同報系防災行政無線について、方式の概要と受信機の仕組み、デジタル同報波の調査方法について解説した書籍です。 実際にソフトウェア無線(Software Defined Radio: SDR)技術を使って受信ソフトウェアを開発し、その過程を示していますので、受信システムを作り上げるまでの様子が分かります。現在も使用されているデジタル通信規格の解説を行っていますので、無線通信技術の理論を学んだ方や勉強中の方にも有用かと思います。 無線規格だけでなく、戸別受信機の考察や使用されてるオーディオコーデック(ベースとなるG.722.1とS-Codec)の音質比較、デジタル同報無線の調査方法等についても言及しています。無線技術だけでなく、同報無線が好きな人でも楽しめる構成にしています。 ARIB の仕様書と合わせて読むとより理解が深まります。 B5 36ページ(表紙含む)。 【2024/8/1追加】 本書で解説したソフトウェアは以下のサイトで販売を行っております。詳細は販売サイト及びサポートページを参照してください。 https://sparkle.konoris.com/detail/1/
目次
第1章 同報系防災行政無線の概要 第2章 受信ソフトウェアの開発 第3章 S-Codecのデコード 第4章 同報系防災行政無線の電波を探す 参考・引用文献、おすすめ文献 Appendix 他の自治体の放送が誤って受信されないようにする仕組み コラム 山上に置局された中継局群 山上中継局で起きていた遠くの自治体からの誤接続 アナログ戸別受信機内部に配置されたマイクロフォーク アナログ同報系とよく似ている放流警報装置 戸別受信機でのS-Codec処理について考える 戸別受信機の変化